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スタッフブログと暮らしのコラム

2007.03.18

家庭内電気設備の基礎知識

電力量計

電柱から引込み線を伝わってきた電気は、この電力量計を通って屋内に入ります。電力量計は屋外に設置され、月1回の検針日には、この数字が電気使用量の計算に使われます。

分電盤

電力量計が電気の入口とすれば、分電盤は電気を分配・検問するところです。各家庭に送られてきた電気は、分電盤で部屋ごとの回路に分かれ流れていきます。分電盤にはアンペアブレーカーや漏電遮断器、安全ブレーカーなどが取りつけられています。

アンペアブレーカー

各回路の合計電力量が契約電力量を超えると、自動的に送電を止める装置です。なお、各 家庭に送る電力量をあらかじめ決めて契約する  関西電力・中国電力・四国電力ではアンペアブレーカーの設置はしていません。

漏電遮断器

家庭内の配線や器具に漏電が起きた場合、自動的に電気を切る安全装置です。漏電による火災や事故を未然に防ぎます。ただし、希望家庭のみに設置されるもので、どの分電盤にもついているわけではありません。

安全ブレーカー(配線用遮断器)

電気は分電盤でいくつかの回路に分かれて、各部屋に流れていきます。その回路の安全を守るのが安全ブレーカーで、各回路に1つずつ付いています。各回路の電気の使用量が許容量を超えると、自動的にスイッチが切れて電気が止まります。


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